2020年4月6日に、明日にも
『緊急事態宣言』が発表される
ことが明らかになりました。
4月に入ってから各都道府県、
特に東京都での感染者数の
急激な増加で医療崩壊の危機を
案じての措置でしょうか。
それにしても遅いという
意見が世間では飛び交っています。
緊急事態宣言が出されると
どうなるのか?
兵庫県の行動計画をチェック
してみました。
緊急事態宣言で兵庫県はどうなる?
緊急事態宣言が出されても
特に私たちの身近なところで
何か起こるというわけでは
ありません。
海外のようなロックダウン、
都市封鎖、外出禁止令が
出されるということはないのです。
外出自粛などの措置を要請する
のが各都道府県知事に任せられる
ので、各都道府県によって学校や
各施設の使用制限なども違ってくる
のかもしれません。
強制力はないのですが、
これまで危機感を感じていなかった
ような人も緊急事態宣言と聞くと
ちょっとピリっとするかな、と。
自粛モードはかなり高まる
と思うので、効果があることを
期待するしかありませんね。
今回緊急事態宣言の対象となったのは
東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県
の7都府県です。
東京と大阪が対象になるのは
ほぼ確実視されていましたが、
兵庫も大阪との行き来がかなり
ある地域なので、対象とならないと
意味ないのでは?と言われていました。
なので、兵庫県が対象になった
ことで、外出の制限もより一層
高まるのではと思います。
兵庫県の井戸知事も
兵庫の状況だけならば該当しないが、
大阪と往来や交流がある。
エリア的な判断として、兵庫も
大阪と一体で取り扱われる
と示していたため、行動計画も
大阪と同じような感じになる
でしょうか。
大阪が緊急事態宣言が出された
時の行動計画を事前にまとめていて
・学校や幼稚園・保育所、通所や
短期間入所の介護施設などの
使用の制限を要請
・通勤や通院、食料の買い出しなどを除き、
不要不急の外出自粛を要請
・百貨店やホテル、劇場、大学など
のほか、学習塾や理髪店など民間施設に
対しても使用を制限
としています。
学校に関しては、井戸知事は
兵庫県立学校を8日から再開する
としていましたが、4月19日まで
休校を延長することを決定
しました。(但馬地域を除く)
神戸市立の小中学校は5月6日まで
の延長を決定していて、
井戸知事は緊急事態宣言が出た
場合は再開について改めて検討する
としていたため、結局は県立学校も
ゴールデンウィーク明けまでの
休校となるのではないでしょうか?
とにかく緊急事態宣言が
出されたことで強制力はないものの
やはり以前とは違う外出自粛要請
だと思うので、それぞれがそれを
踏まえて行動に責任を持ち、
感染拡大を防ぎ、少しでも早く
コロナウイルスの収束を待つ
しかありません。
外出自粛要請が強くなった
印象ではありますが、
生活用品の買い物は今まで
通りできるので、買い溜め
などはする必要はありません。
多分、混乱して買い占めが
各地で起こるんでしょうけどね…
緊急事態宣言で兵庫県の通勤や保育所は?
緊急事態宣言が出されても、
通勤は不要不急にはあたらない
ため、会社に行かないといけない
方もたくさんいるでしょう。
電車の中の方が危険!
なんていう声がとても
多いですし、都内では
交通の減便が検討されている
とか?
減便したら余計満員電車になって
3密ができてしまうんじゃ…
交通を止めるということが
日本の法律上無理なので、
テレワークでの対応ができない
ところは通勤はせざるを得ない
ですね。
学校の休校措置は3月から
行われていましたが、
比較的保育所や学童は
ずっと開いていたところが
多かったようです。
休校になれば子供を預かって
くれるところがないわけですから、
学童がないと親は仕事に行けない
状況でした。
ひとまず、井戸知事は
保育所と学童は開所を継続する
ということを明らかにしていましたね。
ただ、やはり3密を避けるために
縮小した運営を望んでいたので
家庭内保育できるところは
してほしいという感じです。
学童も指導員の方の疲労が
かなり溜まっていると
聞きますし、そういう面でも
頼りすぎはよくないのかなとも
思いました。
仕事さえ休めれば子供を家で
見ることもできますが、
そうなると収入が減ってしまう。
ここでやはり補償制度が
重要になってきますが
その面では全く安心できません。
現金給付の対象者もかなり
限られていますし。
こちらで現金給付のこと
については調べています。