2023年春ドラマ『だが、情熱はある』はどんなストーリー?キャストも紹介

20234月スタートの春ドラマに、何よりも話題を呼ぶ風変わりな作品が発表されました。なんと、お笑い芸人・南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんと、オードリーの若林正恭さんの半生を描くドラマが放送されることになったのです。お笑いブームの一時代を築き上げ、テレビ業界を大いに盛り上げてきた2人。今や中堅芸人となり、司会に審査員もこなすなど、変わらぬ活躍ぶりを見せていますね。そんな山里さんと若林さんの若い頃を描いたドラマ、一体どんなストーリーなんでしょうか?そして、気になるキャストは?見ていきましょう!

春ドラマ『だが、情熱はある』気になるストーリー

それぞれ10代のころからお笑い芸人を目指していた2人ですが、なかなか花を咲かすことができませんでした。何もかもうまくいかず、負のループに入り込んでは抜け出せない毎日。だが、情熱はある…。そんな2人が初めて顔を合わせたのは、12年も前のこと。場所は居酒屋で、食事を決めるためにメニューをのぞき込みますが、10分経ってもお互いに何も話せなかったのだそう。それにはそれぞれの理由がありました。若林さんは5歳のころ、とある人物から投げかけられた呪いの言葉。山里さんは、幼少期に自身の母親が唱え続けていたある呪文。果たして、2人の口を頑なに閉じてしまったその言葉とは何だったのか、幼少期の2人に何があったのか…2人がお笑い芸人になるまでのいばらの道をリアルに描く、青春サバイバルストーリーになっています。

春ドラマ『だが、情熱はある』注目のキャストは?

若林正恭役:髙橋海人(King & Prince

ネガティブで人見知り。生涯独身を貫くのではないかとまでいわれていたオードリー・若林さんを演じるのは、普段は華やかなステージで歌って踊っているはずの、King & Prince・髙橋海人さん。明るく天真爛漫なキャラクターで人気の髙橋さんですが、実はどんな役でもこなしてしまう演技派ジャニーズなんですよ。異性と縁がない、誰かに言われた何気ない一言をずっと気にしてしまう、飲み会が苦痛…そんな生きづらい自分を変えるため、髙橋さん演じるオードリー・若林さんが動き出します。

山里亮太役:森本慎太郎(SixTONES

自分が嫌いで、ずっと「誰かになりたい」「何者かになりたい」と願い続けてきた山里さんを演じるのは、オーディションなしでジャニーズに入ったというエリート・森本慎太郎さんです。偽りの天才を演じながらも、コンプレックスゆえに他人を傷つけてきたという山里さんの葛藤を、繊細に、丁寧に演じます。山里さんが今の地位に上り詰めるまでにあがいてきた、地獄のような努力とは何なのか…注目が集まります。

若林の父役:光石研

すでに「お父さん」というイメージの強い光石研さんは、息子役の髙橋さんと4度目の共演だそう。髙橋さんの天然で真っすぐな人柄が好きだと語る光石さんは、もうすでに髙橋さんのお父さんになったかのように、温かく優しい表情をされていましたよ。

若林の母役:池津祥子

若林さんと山里さんのことは、テレビで見ていて大好きだという池津さん。実際の若林さんの母親は、破天荒な夫にも動じない自然体な母という印象だそう。その情報から、ベテラン女優の想像力を膨らませ、どのような若林家を作っていくのか…楽しみですね。

若林の姉役:箭内夢菜

ゆめっぺの愛称で人気の箭内夢菜さんは、髙橋さん演じる若林さんの姉を演じます。若林さんを演じるのが、ハーフのような顔立ちが美しい髙橋さんということで、美男美女姉弟ということになりますね!箭内さんは、同じく4月スタートのドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』への出演も決まっており、その役作りのために大幅な増量をしていることでも話題を呼んでいますよ。

若林の祖母役:白石加代子

みんなを笑顔にするお笑い芸人という職業の人たちが、どのような鍛錬を積んでいるのか、どのような環境で育ったのか、とても興味津々だという白石さんは、若林さんの祖母役に。目力の強い、存在感の大きな役者さんですが、祖母という立場からどのようにストーリーに関わっていくのか、注目が集まります。

山里の父役:三宅弘城

個性派俳優としても人気の三宅さんは、山里さんの父親を演じられることを誰より喜んでいるそう。若林さんと山里さんの半生を描くという変わったテーマにも意欲的で、「面白くするぞ!」と意気込んでいました。

山里の母役:ヒコロヒー

山里さんの母で、元スケバンという役どころをダイナミックに演じるのは、お笑い芸人のヒコロヒーさん。少しでも近づけるよう、タバコの量を増やすぞ!と意気込みました。ヤンキーだけれど愛情深くもある、そして今の山里さんの人格を創り上げた重要人物ということで、楽しくかろやかに演じていきたいと語りました。

山里の兄役:森本晋太郎(トンツカタン)

お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎さんは、大先輩でもある山里さんのお兄さん役を演じることに。なんと、母親役を演じるヒコロヒーさんとは同い年だそう。同い年の女性の息子役を演じるということで、見た目と中身をいかに工夫するかも、演者にかかっていますね。どんな家族像になるのか、楽しみです。

TVプロデューサー役:薬師丸ひろ子

2人の才能を見出し世に送り出す重要な役どころを演じるのは、薬師丸ひろ子さん。優しいお母さんのイメージもあれば、バリキャリのイメージも持てる、素敵に年を重ねている女優さんですよね。女性プロデューサーとしてどんな仕事現場を見せてくれるのでしょうか。

マネージャー役:坂井真紀

山里さんのマネージャーを演じる坂井真紀さんは、なんと少し前までZIP!朝ドラ『パパとなっちゃんのお弁当』にて、森本慎太郎さんの母親役を演じていました!今度はマネージャーとして成長を見守ることができるという喜びを感じながら、情熱的に演じたいと語りましたよ。

先輩芸人役:藤井隆

後輩芸人を演じる、髙橋さんと森本さんに喜んでもらえるような先輩でありたいと意気込んだのは、実際に若林さんと山里さんの先輩でもある、藤井隆さん。錚々たる共演メンバーに緊張しながらも、いつもと変わらずキラキラ笑顔を見せてくれることでしょう。

若林が好きになる女の子の役:中田青渚

「とても面白そうな作品」と、脚本への印象を語った中田さんは、清楚な印象が特徴的な美少女。若林さんが恋をする相手ということで、今はまだミステリアスな部分も徐々に明らかになりそうです。

山里が好きになる女の子の役:渋谷凪咲(NMB48

普段から山里さんの紳士的な振る舞いに魅力を感じていたという、NMB48の渋谷さん。山里さんの相手役ということに喜びを感じているそうですが、同時に緊張感でいっぱいなのだそう。初々しい山里さんの当時の彼女役に、期待が高まりますね。

まとめ

話題の春ドラマ『だが、情熱はある』は、49日夜10:30より放送開始です。若林さんと山里さんのファンはもちろん、髙橋さんと森本さんのファンも純粋に楽しめる、そして2人がお笑い芸人の頂点に上り詰めるまでのサバイバルストーリーを、一緒に体験してみませんか?2人の胸の内や心の中を覗き込める作品。さらにお笑いを楽しめるようになるでしょう!