今からでも間に合う!基本のeスポーツとeスポーツ世界大会

今年は世界的にはコロナも一段落したという見方もあり、「eスポーツ」の世界イベントが海外で目白押しです!直近では、7月~8月にかけてサウジアラビアで行われた「Gamers8」のフォートナイト戦で日本人選手の大健闘もあり、大変盛り上がりました。

この記事では、昨今のeスポーツ事情を説明していこうと思います。eスポーツをご存知ない方にもわかりやすいように説明するので、最後までご覧ください。

eスポーツとは

Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)、略して「eスポーツ」。パソコンや家庭用ゲーム機を使って、競技を行います。競技性の高いゲームを対戦相手や対戦グループと競技するのですが、対戦者同士だけでなく、観戦者も楽しむことのできる人気のコンテンツとなっています。

eスポーツから見た世界と日本

「たかがゲーム」と思うことなかれ!各国のあらゆる業界から注目を集めており、eスポーツ市場は、2023年までには2,000億円規模を超える勢いだと言われています。

eスポーツ先進国であるアメリカでは、多くの大学で他のスポーツ同様に「eスポーツ奨学金制度」を導入しています。将来のeスポーツ選手への投資は、高校時代から既に始まっているのです。そんなアメリカと比較すると、アジア圏の中で特に日本は残念ながら遅れを取っていると言わざるを得ません。例えば、日本における「スポーツ」への概念の違いや、法律との兼ね合いによる「高額賞金をかけたゲームトーナメント」への規制などが足枷となっていたからです。しかし、ここ数年で日本国内のeスポーツ市場も急速に拡大してきました。

直近で開催された世界大会と日本人選手の活躍

VALORANT Champions Tour 2022 Stage 2

7月には、PC用タクティカルFPS、対戦型シューティングゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の世界大会「VALORANT Champions Tour 2022 Stage 2 Masters Copenhagen」が、デンマーク・コペンハーゲンで開催されました。世界中からトーナメントを勝ち抜いた強豪12チームが一堂に会し、Valorant 世界大会の様子はYouTubeとTwitchで配信されました。

日本からはプロチーム「NORTHEPTION」がへ出場しましたが、残念ながら敗退という結果に終わりました。

Gamers8 Fortnite 大会

サウジアラビアで7月29日~8月1日にかけて開催された「Gamers8 Fortnite 大会」。日本からは、次の2チームが出場しました。

  • GameWith所属のどきん選手とRiddle所属のまうふぃん選手のデュオ
  • Crazy Raccoon所属のQjac(くじゃく)選手とNaetor(なえとる)選手のデュオ

惜しくもトップ10への入賞ならずでしたが、どきん選手・まうふぃん選手デュオは今大会最後のスタンダード12試合目で「ビクロイ」を獲得しました。日本人選手デュオでは、初めての世界大会でのビクロイという快挙を成し遂げました!

最後に

ゲームと言えども、明確なルールの中で競い合い、チームで力をあわせ、補い合い、助け合いながら勝利を目指すeスポーツは、思わず拳を握りしめて応援してしまう楽しさや感動があります。

今後の予定としては、8月31日~9月18日にかけて世界大会「VALORANT Champions 2022」が開催されます。2022年シーズン王者を決定する、この重要な大会には日本代表の「ZETA DIVISION」が出場します。まずは、手始めにこの大会を視聴してみることをおすすめします!