2020年4月16日に、コロナウイルスの
経済対策として、国民に一律『10万円
給付』が検討されていることが
明らかになりました。
元々言われていた30万円給付に
対して、もらえる条件が厳しい
などの批判が多く、国民も声を
挙げていましたが、
コロッと一律10万円に切り替えた
というのは日本国民としては
なかなか複雑な心境ではありませんか？
10万円給付で30万円はなくなるの？
4月16日に明らかになったのは
国民1人あたり10万円の現金給付を
実現するため、2020年度補正予算案を
組み替える方向で検討するということ。
現段階で給付方法や国民1人あたりに
該当する対象年齢などは明らかに
なっていませんが、
所得制限は設けない方向には
なっています。
一律の現金給付は難しい、現実的
ではないと言っていた安倍首相が
コロッと考えを変えたのは結構
ビックリですよね。
でもそうなると元々話が進め
られていた所得減少世帯への
30万円給付はどうなるんでしょうか？
補正予算案を組み替えるということで
一旦30万円の給付は取り下げる
ことになりました。
これ、また批判が殺到しそう
じゃないですか？
だって単純に、所得が減少して
30万円もらえると思っていた
人が10万円しかもらえない
ことになってしまったということ
ですよね。
単身者で30万円が10万円になるって
大きな違いだと思います。
ほとんどの人が現金給付はない
と思っていたら10万円もらえる
ことになったというのは嬉しい
ことですが、本当に所得が減少した
人にとっては辛いまま。
国としては休業補償もしません
とほぼ断言しているので、
救済はほぼないですよね。
私は30万円給付から突然
一律10万円に方向転換した
ことに驚きました。
30万円給付や布マスク配布に
批判が殺到して、考えを改めたん
だとすると、国民に文句言われたら
こんなにコロッと考えを変えて
しまう政権なんだなーと、
今まで以上に頼りなく思って
しまいました。
でもここまで来たら今更頼りない
とかじゃなくて、本当にどうしようも
ないですよね。
支持率が下がっていることに
焦って一律10万円を決めた
としか思えない。
最初からまずそれを打ち出して
いたら良いものを。
他の国がやってるんだから
そうしていかないといけない
というのもわかっていたはず
ですよね。
コロコロ考えを変えることで
余計にややこしくなるし、
できるんやったら10万円給付も
もっと早くやっとけよって、結局
叩かれることになるし。
追加給付の可能性は？
10万円給付が行われることが
濃厚になったことで
収入が減少した単身者は
30万円が10万円に、
収入が減少した夫婦は
30万円が20万円に、
収入は変わらない夫婦は
給付がない状態から20万円に
給付額が変わるという状況に
なっていて、どうも首を
傾げたくなる制度ですね。
私自身、飲食店で働く身
として、飲食店の現状は
そこそこ知っていますが、
リアルに働く時間を減らされて
そこに直結して収入が減っています。
若い学生も、おばちゃんパートも
そういう人がたくさんいます。
もしかしたら30万円もらえるかも
しれないと希望を持っていた
人もいると思うので、
一律10万円に追加できる
給付があれば良いですよね。
そうなるとまたそういう
対象となる人の条件が
厳しくなったりするのかも
しれませんが…
国民全員が納得できる形は
もちろん難しいですが、
救済制度はしっかりと考えて
ほしいものです。