全日本フィギュアでも大活躍!今後注目の女子ジュニア選手は誰?

2022年も全日本選手権で幕を閉じた、フィギュアスケート界。女子シングルスは、現世界女王の坂本香織選手と、体調不良による休養から見事に復活を遂げた三原舞依選手に次いで、ジュニア選手の島田真央さんが表彰台に上がりました!

「ポスト・浅田真央」とも評される島田真央選手ですが、2022年の全日本フィギュアでは他のジュニア選手も素晴らしい演技を魅せてくれましたよね。

そこで、今回は今後注目しておきたい女子のジュニア選手をまとめて紹介していきましょう!

全日本フィギュア2022【女子シングルス】の最終結果

まずは、全日本フィギュア2022の女子シングルスの最終結果を改めて振り返りたいと思います。今回は、ジュニア選手に注目したいので★印をつけています。

順位選手名得点
優勝坂本花織233.05
2三原舞依219.93
3島田麻央 ★202.79
4中井亜美 ★201.49
5千葉百音 ★200.12
6吉田陽菜197.21
7青木祐奈191.89
8櫛田育良 ★190.58
9河辺愛菜190.44
10柴山歩 ★189.09
11紀平梨花188.62
12渡辺倫果183.99

フィギュアスケートでは、6人ごとにウォームアップと滑走を行っていくのでトップ12の選手をリストにしましたが、なんとトップ10の半数はジュニア選手が占めています。

また、怪我からの復帰を目指す紀平梨花選手や北京五輪代表だった河辺愛菜選手、今季のグランプリシリーズで輝きを放った渡辺倫果選手を抑えて、ジュニア選手たちが多数入賞していることにも驚きが隠せません!

今後注目の3人の女子フィギュアスケートジュニア選手たち

島田麻央(しまだまお)

  • 生年月日:20081030
  • 年齢: 14歳(20231月時点)
  • 出身地:東京都小金井市
  • コーチ:濱田美栄
  • 振付師:キャシー・リード、ローリー・ニコル

まず最初にご紹介するのは、ジュニア1季目の今シーズン、初出場でジュニアグランプリファイナルを制した14歳の島田麻央選手です。トリプルアクセルや4回転トーループという2つの大技を組み込みながら、2009年の村上佳菜子さん以来、日本女子5人目の頂点に立ちました!

島田麻央選手のお母さまが浅田真央さんを好きだったこともあって、「麻央」と命名されたという、まさにフィギュアスケートの申し子。過去のインタビューでは「浅田真央さんを目標にしているので、浅田真央さんみたいな見ている人が笑顔になるような演技をして、オリンピックや世界選手権で優勝できるような選手になりたいです」と語っています。

中井亜美(なかいあみ)

  • 生年月日:2008427
  • 年齢: 14歳(20231月時点)
  • 出身地:新潟県
  • コーチ:中庭健介
  • 振付師:鈴木明子・宮本賢二

ジュニア2季目を迎えた今シーズン、初戦でジュニアグランプリシリーズ初出場で初の表彰台に上がると、そこから怒涛の成長を見せたのが中井亜美選手です。トリプルアクセルと質の高い演技を武器に、JGPバルティック杯優勝、JGPファイナル4位、全日本ジュニア選手権3位と結果を残し続けました。海外ファンからも「スペクタクルだ!」「ユカリ・ナカノを思い出させる」などと反響を集めています。

千葉百音(ちばもね)

  • 生年月日:200551
  • 年齢: 17歳(20231月時点)
  • 出身地:宮城県仙台市
  • コーチ:田中総司
  • 振付師:鈴木明子・宮本賢二

羽生結弦さんや荒川静香さんを生んだアイスリンク仙台で、毎日練習を重ねる千葉百音選手。4歳からフィギュアスケートを始めると、同じ仙台市出身の憧れの選手である羽生さんを兄のように慕ってきました。

全日本選手権では3回転ルッツ―トウループの連続ジャンプを決めるなど、ノーミスの演技を披露。海外ファンからも「“兄”のユヅはとっても嬉しいだろうね!」「ユヅルを『おにいちゃん』と呼んでた少女が成長したのね」と歓喜の声が上がっています。来季からはシニアへの転向を予定している千葉選手のさらなる飛躍に期待しましょう!

最後に

この記事では、2022年の全日本フィギュア女子の結果を振り返るとともに、今後注目の3人の女子フィギュアスケートジュニア選手たちをご紹介してきました。すでに海外のファンたちをも魅了している彼女たちの今後の活躍が楽しみですね!