今や大人気タレントの1人としてさまざまなテレビ番組へ連日のように出演している武井壮さん。アスリートとしての運動能力の高さだけではなく、その前向きな人間性も魅力的な方ですよね。そんな武井壮さんですが、どのような生い立ちを過ごしてきたかはご存じですか。武井壮さんの兄の死亡説も囁かれていますが、本当なのかどうか本記事で詳しくお伝えします。
武井壮の生い立ちについて
武井壮さんは東京都葛飾区で生まれましたが、その生い立ちは壮絶なものでした。武井壮さんの父は美容室を3店舗ほど経営していたそうですが、経営が傾いて借金地獄に陥ると武井壮さんが7歳の時に両親が離婚してしまいます。父に引き取られた武井壮さんでしたが、その後父が別の女性と関係を持つようになると家に帰る機会がめっきりと減り、武井壮さんは当時一緒に暮らしていた兄と2人だけで生活しなければなりませんでした。
そこで武井壮さんは小学生ながら近所の住民のゴミ出しの手伝いでお金を稼ぐようになり、多い時には1ヶ月で75000円ほど稼いでいたそうです。こういった小学生ながら経験した苦しい体験が、今の武井壮さんを形作っているのかもしれませんね。
武井壮がブレイクしたキッカケは?
学生時代、陸上選手として数多くの記録を保持していた武井壮さんですが、大学卒業後はスポーツトレーナーとして活動していたそうです。その傍ら、芸能界入りを目指して活動を始めるようになると、2006年に顎を鍛えるために犬用のガムを噛んでいるとこをピエール瀧さんに発見され、スペースシャワーTVへ出演することに。その番組でMCを務めていた森山直太朗さんの推薦もあって「うもれびと」に出演すると、「百獣の王を目指す人間」として一気にブレイクします。以降、自慢の身体能力を武器に数々のスポーツ番組やバラエティ番組へ引っ張りだことなる存在へと成長しました。
武井壮の兄貴の死亡説は本当?
結論から述べると武井壮さんの兄は噂通り亡くなっており、そのことを武井壮さん自身も公表しています。
武井壮さんの兄は中学卒業後に俳優になることを目指し、坂上忍さんの付き人をしていたそうです。ただ22歳の時に体調を崩して訪れた病院で小腸の癌であることが発覚すると、2年後の24歳の時に亡くなってしまいました。
とても愛されていた方のようで、武井壮さんの兄が付き人をしていた坂上忍さんは亡くなってから新たな付き人は誰も付けなかったというエピソードがあるほど。武井壮さんと同じように、多くの人を惹きつける魅力がある方だったそうです。
武井壮の家族構成について
前述したように武井壮さんは幼少期に両親が離婚していますが、当初は両親と兄の4人家族で生活していました。前述したように武井壮さんの父は経営者でしたが、母はピアニストだったようで、過去に武井壮さんも「母がピアニストだったからいつかショパンを弾いてみたい」とコメントしています。
離婚後に母とは疎遠になってしまったそうですが、武井壮さんの父は2021年に癌で亡くなったことを公表しています。壮絶な生い立ちを歩んだ武井壮さんですが、「両親には感謝している」と話しており、苦労した経験を今の自分の糧に変えていきているようです。
まとめ
今回は武井壮さんの生い立ちについて紹介しましたがいかがでしたか。いつも明るくて前向きな武井壮さんですが、生い立ちは壮絶すぎて驚きますよね。
ただ、そんな苦労を糧へと変える武井壮さんの前向きさは本当に素晴らしいと思います。今後もその前向きさで、1人でも多くの方に元気を届けてほしいものです。